雨漏り予防のためにやっておきたい3つのメンテナンス

雨漏りは、住まいにとって致命的ともいえる被害を起こしてしまいます。
雨水が建物の中に浸入してしまうと、構造材の腐食・シロアリの発生などによる家の倒壊などに繋がる可能性も……

しかし多くの人は、雨漏りするまで屋根のメンテナンスをしようとは思いません。
それは、普段屋根は目につかないため、自分で確認することが出来ないからです。
そのため住まいにとっては致命的な雨漏りが発生してしまうまで、放置してしまう人がほとんどです。

そこで大切なのが定期的なメンテナンスをしっかりと行うことです。
今回は屋根の寿命を延ばし、住まいの健康を守る「3つのメンテナンス」を簡単にご紹介いたします。

1.プロの目線による定期点検


屋根は定期的に「プロ」に点検してもらうことが大切です。
屋根は建物の一番高い場所にあるため、雨や雪・風・日光の影響をダイレクトに受けています。
そのため、建物の中でもとくに劣化の進行が激しい箇所です。
にもかかわらず、屋根は自分で確認を行うことができません。
もしも自分で屋根を確認することができたとしても、危険が伴う上、適切な判断をすることもできないでしょう。

そのため、点検はプロに任せる必要があります。
3年に1度は屋根のプロに点検をしてもらうと、大規模なメンテンナンスを行わなければならないリスクも低くなり安心です。

2.定期的な塗装・葺き替え工事


永久にメンテナンスが必要ない屋根は存在しません。
どの屋根材も一定のサイクルで、塗装・葺き替えが必要です。

定期的にプロによる点検をうけている場合は、その頻度が下げることができますが、ノーメンテンテナンスで15年~20年が経過した屋根は、塗装もしくは葺き替えをする必要があります。

これらの工事はまとまった費用が必要になるため、雨漏りしてからと考える人も少なからずおられますが、どうせ葺き替えるなら、「雨漏りする前」の方が得策です。
雨漏りが発生してからでは、より大規模な修繕工事が必要になる可能性もあるからです。
とくに15年以上、屋根のメンテナンスをしていないという場合は、プロに一度屋根の状態を確認してもらいましょう。

3.雨樋の掃除


雨樋は地味な存在ではありますが、屋根と密接に関っており、大変重要な働きをしています。
その役割は、雨水を決められた場所に排水することですが、それ以外にも「家本体への雨水の浸入を避ける」という働きも……
もしもしっかりと機能していない場合、軒先から軒裏、そして外壁に雨水が浸入していまい、壁の中が腐食してしまう可能性があります。
雨樋がしっかりと機能しない主な原因は「落ち葉などが詰まってしまっている」ことです。
本来の役割が果たされるように、各シーズンに一度は雨樋を掃除するようにしましょう。

屋根には必ずメンテナンスが必要です。
どんな屋根材でも、塗装や葺き替えが必要になる時期がやってきます。
雨漏りを引き起こす前に、しっかりとメンテナンスをして雨水から住まいを守りましょう。

 

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